Q現在のお仕事について教えてください。

製造部門での経験が
営業活動の中での原動力になっています。

当社の製品を小売店などに販売する営業職です。担当しているのは10数社で、出張することも多い部署です。もともとは、製造部門の技術職としての入社でした。理系の大学だったので地元のメーカーを希望。食品メーカーなども含めて探していた時に、製造・販売を一貫して行っている当社を知り、就職しました。

製造部門では、2年半、インフレーション成型と押出成型の両方を担当していました。この間に製造工程を勉強できたので、製品がつくられる過程もわかるし、得意先の注文にも、こうやったらできるということがわかります。その知識と経験が今の営業に生きていますね。

営業に配属になった時は、それまでの部署とギャップがあったので違和感がありましたが、最初は、先輩について行って真似をするような感じで覚えながら営業の仕方を勉強しました。一人で行くようになったのは、半年~1年後くらいの時。先輩から引き継いだ得意先だったので、プレッシャーがありましたが、自分なりの努力で引き続き担当させてもらっています。

Qお仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

きちんと要望に応えて、
自分で得意先を開拓できた時の
喜びは格別です

商品を販売するだけでなく、得意先と一緒に商品をつくっていく、企画から販売までかかわれるのが営業の魅力ですね。当社はプラスチック加工製品の端から端まで守備範囲が広く、多種多様な商品を製造しているので、提案する選択肢が多く、得意先の要望に柔軟に対応できるのが大きなメリットだと思います。

重要なのはいうまでもなくコミュニケーションですが、営業職になって6年以上経った今でも苦労することがあります。得意先が求めているものを提案できなかったときは聞いてもらえませんし、求められていることに対してはきちんと説明しなければいけない。でも、同じ説明を繰り返すのは論外。時には難問もありますが、求められていること、できることをきちんと把握して要望に応えるということをいつも心がけています。しっかりと応えられた時は大きなやりがいを感じますし、自分で得意先を開拓できた時の喜びは格別。そしてその得意先からオファーがあった時はうれしいですね。

Qこれからの目標は何ですか?

売上に貢献するのはもちろん、
暮らしに欠かせない新しい商品をつくりたい。

仕事でプレッシャーがないことはありません。営業職である以上、「売上」ありきは宿命。どうしても前年比を重視されるので、昨対比を超えられるように日々奮闘しています。ある意味では自分との闘いかなと思います。これからも売上を増やせるよう、工場がヒマにならないよう、しっかり機械を稼働させられるような得意先を確保したいと思います。

当社は多業種で製造・販売をしているので、特定の商品に固執していません。一つの部署で業績が落ちるとか何かあっても、ほかの部署でカバーし合えるのが当社の強み。また、売り先がたくさんあるのも利点です。時代やニーズ、消費者の志向に合わせて、インテリア商品とか、家庭用品とか、これまでにもさまざまな商品が生まれています。自分でもいろいろ企画して、暮らしに欠かせないもの、新しいものをつくっていきたいと思っています。

ここにはいろいろな機械もあり、いろいろな工程が見られるので楽しいです。ものづくりが好きな人はぜひ、当社で力を発揮してください。

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