信頼関係を築き、
得意先の要望に対応する商品をつくる

当社の製品、特に、下原工場で製造しているポリエチレン製品をメインに手がけています。担当している得意先は、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストアなどの小売業から、商社、メーカーと幅広く、求められる商品も多種多様。自社製品だけでなく、サイズや用途などの要望に応じて、オーダーメイド製造で納品することも多いですね。

商品のアイデアをこちらから提案したり、消費者のニーズや、話題になっている商品などの情報を提供して、こういう商品はどうだろうと、得意先と一緒に考えてつくることもあります。納期の調整など、受注後の対応も重要な業務の一つ。出張がない時は、事務所で資料の作成や商品の企画開発などの打ち合わせを行っています。

営業活動の中で一番に心がけているのは、得意先との信頼関係を築くこと。信頼関係ができてこそ、当社へ依頼・発注があるわけですから、誠意をもって接しています。
担当エリアは、東は東京まで、南は九州までと広範囲。新人として営業に回り始めた当初は、コミュニケーションに苦労しました。得意先の担当者の方は年配の方が多かったですし、県外の得意先の場合は方言に困りました。言われていることが理解できず、怒られているのかと思うこともありました。でも、訪問を重ねるうちに方言にも慣れ、その地方の習慣や風土も理解できて、商談を進めることができました。おかげで、辛抱強く、あきらめず、誠実に、という姿勢を身につけることができたと思います。

試行錯誤しながら企画した商品を
店頭で見た時の達成感が
次のモチベーションに

今の仕事で一番の魅力は、自分がやりたいと思ったことや、新しい商品づくりを企画できることですね。いろいろなアイデアを考えたり、得意先からの要望に応じた製品を工夫したり。商品化するまでの社内での打ち合わせは大変ですが、試行錯誤を重ねながら自分が企画した商品が店頭に並んでいるのを目にした時は、それまでの苦労も忘れて、この上ないやりがいや達成感を感じます。それがまた、次のモチベーションにもなるんです。

私が入社した動機もそうなのですが、当社の商品は多種多様。社会に幅広く展開しているので、生活のほとんどの場面で、ごく身近に当社の製品が使われています。しかも、これだけの商品群を製造から販売まで一貫して行っている会社はなかなかないと思います。それが当社の強み。プラスチック製品は、生活の中でなくてはならないアイテムなので、環境とも一緒に進化していけるような新たな商品を開発していくことも必要だと思います。これからの人もそれを目指してほしいですね。

これまでは、営業はとにかく「売る」こと、「売上」ありき、という感覚でしたが、今は管理職として会社全体を視野に入れ、仮に自分が経営者だったらどうするだろうか、ということを常に意識して営業活動を進めていきたいと思っています。

自分が手本となれる姿勢を示しながら、
一人ひとりの実力を出せるようフォロー。

自分自身、上司・先輩から受けた有形無形の教えが蓄積されて、今の自分があると思いますので、後輩に対しても、自分が手本となる姿を見せられるよう常に意識しています。自分が率先して動くことで、後輩も積極的に協力してくれる。とてもいい関係です。

上司として心がけているのは、一人ひとりが自分の力を十分に発揮できるようにきめ細かくフォローすること。意見があれば、なるべく先に聞くようにしています。たとえば、この案件や企画についてはどう思う？とか。そして、出された意見に対しては、アドバイスやフォローを欠かしません。

仕事に関しては厳しいですが、社内は、部署に関係なく上司とも気がねなく会話ができて、とても風通しのよい職場です。製造現場と営業事務所が隣接していることもあり、職種や役職、年齢を超えて社員同士の距離が近いのが当社のいいところですね、公私ともに交流も盛んですし、いろいろな世代の社員の意見や考え方、経験に触れることで、思考の幅を広げることもできます。
ぜひ一度、実際に当社の雰囲気を体感してみてください。