Q現在のお仕事について教えてください。
生産管理から品質管理まで
様々な業務に携わっています。
製造部で日々の生産スケジュールや、製品の品質を管理する仕事です。生産指示などは書類で全員に回覧しますが、ただ指示するだけでなく、現場に行って、指示内容をきちんと実行してもらえるようわかりやすく説明すること、理解できたかどうか確認することを常に意識しています。
大学で繊維の研究をして、不織布にはもともと興味があったので、今の職場は希望通りの部署です。不織布の魅力は、製品自体が多種多様で、当社ではカーペットや敷物などを主に製造していますが、マスクなどの衛材や土木関係など用途が非常に広いので面白いですね。
入社する前は、配属された部署で、細分化された自分の仕事だけをするというイメージでしたが、生産管理や品質管理、機械が故障した時の修理、メンテナンスまですべて自社で行っているので、そういった業務もすべて自分の仕事。大変ですが、やりがいを感じます。また、メーカーであると同時に商品販売をしているので、製品に不具合があると、顧客からダイレクトにクレームが来ます。逆にクレームがなく、製品出荷量が多い時は、満足してもらっているという実感が得られます。それもこの仕事の魅力ですね。
Qお仕事の中で心がけていることは何ですか?
自分から積極的に話しかけて、
業務報告や相談がしやすい
関係づくりに努めています。
上司にすべて意見を求めるのではなく、自分の意見を持ってから相談に行くという姿勢を大切にしています。最初から受け身になっていては、いつまでたっても成長できませんから。
もちろん上司に相談・報告することは大事で、それは欠かせません。以前、新商品の立ち上げを任されたとき、自分でやろうという気持ちが先行して、上司への確認を怠ったため、商品仕様の間違いに気づかず、販売先から回収して再度やり直しになったことがありました。それを教訓として、部下にも、報告・連絡・相談の大切さを教えています。
そのために重要なのはコミュニケーションですね。業務報告や相談がしやすいよう、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。日々の業務として、指示通りに現場が動いているか、進捗状況を確認に行きますが、現場の作業員には、自分から積極的に話しかけています。時には、趣味の話から始めてみたり。すると、仕事の内容についても気軽に話しかけてくれるようになりますね。自分自身も、直属の上司が普段からコミュニケーションを密にするよう気にかけてくださっていると感じているので、部下に対しても同じように努めています。
Q会社の魅力はどんなところですか?
自分が示した意欲の成果が
目に見えるとやりがいにつながります。
国内有数の一貫した生産体制と、販売アイテム数の豊富なことが当社の大きな強みなので、商品開発は営業と情報共有しながら進めています。全く新しい商品開発でなくても、既存商品の仕様を変更するとか、挑戦することはいろいろ。常に何か新しいものを生み出していきたいと思っています。社風として、自分がアイデアや意見を出すとこたえてもらえますし、自分がこうしたい、こんな仕事をしたい、という意思と熱意を示せば、チャレンジさせてくれます。自分のやったことが成果として目に見えるとやりがいにもつながりますね。また、大手企業と違って、自分の業務だけでなく、さまざまな業務に携わらなければなりません。その中で、おのずと自分のスキルアップができるのも魅力です。
今後は、製造部署内での営業活動(OEM=相手先ブランド製造)に取り組むつもりです。また、知的財産権の管理を勉強中なので、いずれは会社全体の業務にも携われるようになりたいと思っています。
自分のやりたいこと、情熱があって、当社に興味を持ってもらえるならば、一緒に価値ある商品をつくりましょう。