独自の技術と一貫した生産体制で
社会に役立つ「モノづくり」を追求
1881(明治14)年、葦すだれ工場としてスタートした当社は、1954(昭和29)年、プラスチックと出会い、塩化ビニールすだれの製造・販売を開始。それを契機として自社事業をプラスチックの成型加工に絞り、日本におけるプラスチックの発達とともに歩んでまいりました。
その間、素材の進化や時代の変化にいち早く対応しながら、事業内容の充実・拡大、新分野への進出をはかり、加工技術における65年以上の実績で高い評価をいただいております。
無限の可能性を持つプラスチックという素材と、長年にわたり蓄積してきた独自の技術で、社会に役立つ「モノづくり」を追求する。これがワタナベ工業の基本理念です。
現在、押出成型、射出成型、インフレーションフィルム、不織布、人工芝などを主要事業とし、徹底した品質管理のもと、精密成型から日用雑貨まで幅広く対応。製造から販売まで一貫した生産体制と、多種多様な商品カテゴリーを整えております。さらに、素材の研究や技術の開発を重ね、自社製品の製造に加えて、お客様のご要望に応えられる新商品の企画・開発に日々取り組んでおります。
常に社会から求められる企業であるために
いつの時代でも進化し続けます
当社では「高品質のモノを早く」という姿勢を貫き、さまざまな「モノづくり」に挑戦し続けてまいりました。そのキーワードは「変革と進化」。時代の変化と市場の動向に合わせて、常に変革・進化していくことを命題とし、供給する商品に全責任を持ち、市場で受け入れられる企業であり続けることを第一と考えております。
当社製品の大部分は家庭用品。消費者の購買チャンネルはますます多様化し、「モノ」の用途や使い方も、生活の変化とともに多様化しています。そうした時代の流れにも対応して、使い方をさまざまにイメージできる汎用性の高い「モノ」づくりも視野に入れています。
近年、プラスチックを取りまく環境にも変化の波が訪れていますが、プラスチックがなければ、便利で快適な暮らしは成り立たないといっても過言ではありません。当社は、これからも、堅実な企業風土のもと、「モノづくり」の本質を忘れることなく、プラスチックの優れた特性と魅力を生かした価値ある商品づくりを追求し、社会と時代に求められる企業であり続けたいと願っております。
代表取締役社長 渡辺 祐三